サブカルの発見

『ナイトアース』それ、夜のサバンナでも同じ事言えんの?【Netflixドキュメンタリー感想批評】

『ナイトアース』 それ、夜のサバンナでも同じ事言えんの? 【Netflixドキュメンタリー感想批評】

『ナイトアース NIGHT ON EARTH』は2020年からNetflixで配信中のドキュメンタリー。

『ナイトアース』予告編 – Netflix

夜のとばりが下りる頃、新たな世界が目を覚ます。暗闇の中に広がるまだ見ぬ景色、そこに暮らす動物たちの驚きの生態。地球の知られざる一面を、最先端の技術で映し出す。

『ナイトアース』予告編 – Netflixより

ネイチャー系ドキュメンタリーは数あれど、夜の地球生物にスポットを当ててシリーズ化したドキュメンタリー映像は『ナイトアース』だけでは無いでしょうか?

「よなよな深夜徘徊をしながら物思いにふけることが大好き」なブログ主ですが

「それ夜のサバンナでも同じこと言えんの?」と問われたら

『ナイトアース』で夜のサバンナで生活する生き物達の命をかけた生態系を見てしまった後では「言えません…」と答えるしかないのです。

幻想的な暗闇の中、弱肉強食の世界で生きる生き物達の姿を見れば

きっとあなたの人生観も変わってしまうかもしれません。

なぜなら、人間の世界もある種の弱肉強食の世界

資本主義の世界では食うか食われるかの対象は「命」ではなく「お金」です。

「お金」的に「成功する」「成功しない」は直接的に「死」とは関係ありませんが

必死になって「何か」から生き残ろうとする人達も「本能」に突き動かされて「何か」から生き延びようとしています。

その姿は『ナイトアース』に登場する野生動物に似ているのかもしれません。

『ナイトアース』概要、あらすじ

エピソードまとめ

どこから見てもOKなリミテッドシリーズです。

一番のおすすめは「ねむらない街」

夜の都会で生きる野生動物達の姿が見られます。

タイトル見どころ主な場所主な登場する生き物
月明かりの平原チーターやライオンの狩り、などサバンナ、平原チーター、ライオン、
デザートヘアリースコーピオン、
バッタネズミ
こごえる夜ニホンザルの暖の取り方、など北極海
日本の温泉
ピューマ、ニホンザル、
シロクマ
ジャングルの夜湿地帯のゾウの生態、などジャングル、湿地帯ジャガー、ヨザル、トゥンガラガエル、キンカジュー、メガネざる
真っ暗な海海の魚達、海亀の生態、など夜の海、太平洋パラオ諸島カンムリブダイ、海亀、マンタ、サメ、
ねむらない街夜の街に住むサル、ゾウなど都会の夜ゾウ、ツバメ、インドヒョウ
太陽がいない間に高感度カメラを使った美しい映像美の数々エチオピア、シミエン山地、ジンバブエ、メキシコユカタン半島ゲラダヒヒ、ベニイロフラミンゴ、オオカミ

『ナイトアース』の見どころ、3選

① 高感度カメラを使った夜の動物達の映像美

出典:『ナイトアース』予告編 – Netflixより

明かりは月の光だけ

そんな世界で超高感度カメラが映し出す野生動物達の夜の世界の映像美

脳味噌が癒されます。

ブログ主は仕事が終わった後すこしずつこのシリーズを見ていたのですが

動物達の生死をかけた美しい生命の営みを映し出すこの映像で何度も寝落ちし

「ハッ」と気がついた時には日付が回っている言う経験を何度もしました。

そして風呂上りに鏡に映る堕落してしまった人間の姿を自分の目で見る事になってしまい「野生の本能」を失ってしまった生き物の醜さに絶望してしまうのです。

歳を取るごとに「死」を身近に感じるようになる事で「死」から必死に逃れようとすることから諦めているからなのかもしれません。

もしかしたら「必死になって頑張る」事の美しさは「死」から逃れようとする動物的な野生の本能から来るものなのではないでしょうか

「明日も会社から配給される「お金」で生きながらえて生きて行くんだなぁ…」と

風呂の中でそんな事をボーっと考え

明日も野生を忘れて美味しいご飯を貪り食うのです。

② より鮮明に映し出される弱肉強食の世界

出典:『ナイトアース』予告編 – Netflixより

夜の世界ではチーターは狩りが出来ないと思われていたそうです。

しかし超高感度カメラが映し出したのは、夜の世界での狩りをする姿。

チーターの狩りの3分の1は日没後に行われるのです。

そんなチーターを狙うライオンの狩りもまた月の明かりのない世界で行われます。

食うか食われるかの弱肉強食の世界の姿が、夜を映し出す事でより濃く鮮明に描かれていきます。

夜のジャングルや、海の中、人が住む都会でも日常的に生存競争が行われており

野生を忘れてぬくぬくあったかい羽毛布団の中でグースカ眠りこけてるブログ主の側でも生きるか死ぬか生死をかけた戦いが行われているのです。

「人間って最高だなぁ」と思うのですが、それと同時に

映画やアニメや漫画のバトルシーンで興奮して「生きるか死ぬかの生死をかけた戦いに巻き込まれて戦いてぇ!」なんて野生の思いも消費しているのです。

もしかしたら動物園でぬくぬく暮らしている野生を忘れた動物達も「生きるか死ぬかの生死をかけた戦いに巻き込まれて戦いてぇ!」なんて事を考えているのかもしれませんね。

③ 光と闇、動物達の可愛い姿と野生の恐ろしい姿

出典:『ナイトアース』予告編 – Netflixより

SNSで毎日のように流れてくる、愛くるしい動物達の姿

そんな姿を見て日々癒されるブログ主も『ナイトアース』で映し出される恐ろしい生き物達の姿を見て、その愛くるしい動物の姿がその動物の一面でしかないのだと考えさせられるのです。

捕らえた獲物の肉を引きちぎり、その血を周辺にぶちまけながら、獲物を貪り食う野生動物達の恐ろしい姿

SNSで流れてくる可愛い仰向けの姿で寝転がってるネコも、間抜けな転び方をする犬も

裏では何をしでかしているのか、わかったものじゃありません。

光と闇。

人間だって同じです。

良い事を言ってるあの人も、素晴らしい事を言ってるあの人も

裏では捕らえた獲物の肉を引きちぎり、その血を周辺にぶちまけながら、獲物を貪り食っているのかもしれないのです。

『ナイトアース』はそんな動物達の恐ろしい二面性を教えてくれるドキュメンタリー映像なのです。

『ナイトアース』それ、夜のサバンナでも同じ事言えんの?【Netflixドキュメンタリー感想批評】 まとめ

Netflixオリジナル、リミテッドシリーズとして配信される『ナイトアース』

シーズン2があるかどうかは分かりませんが、シリーズ化して続編が配信される事を心待ちにしています。

ちなみにNetflixでは『ナイトアース』の舞台裏『ナイトアース』がどの様に撮影されたのかを追う

『ナイトアース、夜間撮影の舞台裏』と言う59分のドキュメンタリー映像も存在しています。

『ナイトアース』と『ナイトアース、夜間撮影の舞台裏』

是非セットで見る事をお勧めします。

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なめくじら
なめくじら
人間から退化した軟体生物 尊敬する武天老師様の教え 「よく動き よく学び よく遊び よく食べ よく休む」 をモットーに人生を模索中 絵を描くのと旅をする事とサブカル大好き 最近は時間をベトナム語の勉強と海外ドラマや映画に消費しています。 現在このサイトでは主に 【生きる希望を見出す為の「旅」と「サブカル」の発見】 をテーマに「雑記」を交え あなたが知らなかった新しいコンテンツに出会えるようにオススメを紹介しています。