サブカルの発見

おすすめ海外ドラマ『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』シーズン3までの感想

おすすめ海外ドラマ『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』

『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』はマーガレット・アトウッドの小説を原作とし

2017年から配信されてるhuluプレミアムのドラマシリーズ、現在シーズン3まで配信中

シーズン1・プライムタイム・エミー賞には13部門でノミネート、作品賞、主演女優賞、助演女優賞、監督賞、脚本賞、ゲスト女優賞、シングルカメラ部門撮影賞・現代劇およびファンタジー部門プロダクション・デザイン賞の8部門受賞、またゴールデングラブ賞では作品賞と主演女優賞を受賞

シーズン2はプライムタイム・エミー賞20部門でノミネートされ、ゲスト女優賞、シングルカメラ部門編集賞、現代劇部門プロダクション・デザイン賞の3部門で受賞

シーズン3はプライムタイム・エミー賞のゲスト男優賞ドラマ部門、ゲスト女優賞ドラマ部門、現代劇部門プロダクション・デザイン賞を受賞

https://ja.wikipedia.org/wiki/ハンドメイズ・テイル/侍女の物語

おそらくドラマとして今が「旬」物語も右肩上がりな勢いで面白くなってきています

リアルタイムでドラマを追ってる人は特に楽しみにしているドラマの一つではないでしょうか?

シーズン3を見終えて「面白ええええ」と唸ってしまった後、いわゆる「ロス」な状態になってしまったので

ブログに書くならまさに今だ!と記事投稿新規追加のボタンをポチッとしました

主人公ジューン(オブフレッド)がカッコイイ!そう言う意味での主に感謝を!!

ハンドメイズ・テイル/侍女の物語 予告

女性が子供を産む機械にされる恐ろしい国ギレアド

出生率が著しく低下した現代(近未来)アメリカの内戦によって生まれた架空の国ギレアドは

子供を産むことが出来る女性を侍女とし、生殖行為を強制させるディストピア

その国に拉致された主人公が同じく拉致された娘を救う為に闘う物語

…あらすじを書いただけでもかなりハードでダークな内容で

序盤はとにかく衝撃設定の連続

女性が産む機械にされる、つまりレイプが生活の中で日常の暮らしの中の当たり前の行為のように描かれます

その国が生まれる背景にあるのは、子供達が生まれなくなった世界「不妊」の蔓延と言う設定があり

だからこそこの「変態ギレアド」と言う国が正当化されてしまう、と言う恐ろしい経緯があるのです

こう言う設定の細かなディティールの積み重ねがあるからこそ

こんなぶっ飛んだ設定もリアリティを持って見られるのだなぁと

そんな事をボーッと考えながら「こんな鬱で暗いドラマもう見たくないよ…」なんて

目を背けて蓋をしてしまいそうになる事もしばしばありましたが

でも見続けて本当に良かった!

見所はやっぱり主人公「ジューン(オブフレッド)」がこの「変態クソ国家ギレアド」を相手に戦おうとする力強い意志とその姿だと思うのです

変態国家をぶっ潰せぇ!(そんな過激なバトルのあるドラマではないですが…)

女性の自由と権利を剥奪される世界の中で強く生きる、母親ジューン(オブフレッド)の強い母性愛

不思議なもので異常なものでも繰り返されるとそれが当たり前のものとして受け入れてしまいます

むしろ今までの日常の方が異常であったかのような錯覚すら覚えます

法律であればそれに従いルールが敷かれるならそのルールに沿って生きる

それはドラマの中だけの話ではなく、女性だけの問題だけではなく

リアル社会のありとあらゆる事に重ねられるテーマだと思います

その抑圧された世界から自分の生を取り戻す為、抗う人間の姿

醜悪な世界と対比されるように女性達が戦う姿が強く美しく魅力的に描かれています

少しでも反抗する態度を見せよう物ならすぐに首を吊られてしまうような国で

女性達が静かに戦っている姿はとてもスリリングで飽きさせません

この絶望に満ちた世界で生きていく、と心に決めた母親の姿がとてもカッコイイと思うのです

しかしこのギレアドと言う国、他人事のエンターテイメントとして見るには

ジョークでは片付けられないくらい身近な存在としてリアリティを持って描かれています

怖い怖い

憎いけど憎めないでもやっぱり憎い!憎まれ役、リディアおばの魅力

このドラマのもう一つの魅力として

侍女として配属される司令官の妻「セリーナ」や侍女の仲間「ジャニーン」など

様々な魅力的なキャラクター達が登場します

中でも個人的に大好きなのが女を侍女として訓練する教育機関の鬼教官「リディアおば」と呼ばれる憎まれ役の女性

女性達と生まれてくる子供達を愛するが故?にギレアド国民としてギレアド非国民を教育する鬼教官として描かれます

好きと書きましたがそれはあくまでキャラクターとしての「リディアおば」であり

物語としてはブチ殺してしまいたくなるような憎いおばさんです

こんな人職場にいたような…いやいるわけない!でもいた様な…

憎いけど憎めない…でもやっぱりそんなところが憎い!

大きな絶望の物語の中から生まれる小さな希望の物語

絶望しかない世界の中では人々は戦う事を諦め次第にその闇が深く大きくなって行きます

闇の中で誰もが争う事を辞め光を失いかけてる世界の中で

シーズン3まで一貫して描かれていたのはその闇の中にある小さな希望の光

目的の為なら自らを闇に染めても構わないと言う小さいけど強い光

主人公ジューンの存在なんだと思います

今後シーズン4、シーズン5と物語が更新されて行き、物語が大きく変わる可能性もありますが

どんな方向に物語が動いていくにせよ、この魅力的な主人公の姿を追って行きたいと思っています

これまで割と運の良かった主人公の配属先はなんとかなる状況にあったのかもしれません

次の配属先はどうやら今までとは真逆の厳しい職場らしいのです…

ギレアドのブラック職場…考えただけで、あぁおそろしやおそろしや

シーズン2シーズン3と見続けて大体想像がつくのですが

次シーズン4のしょっぱなからジューンや協力した女中達の悲惨なシーンなんて見たくないよ…

でも見ちゃう…

そんな怖いもの見たさな気持ちで最新シーズンを心待ちにしつつ、また感想を書きたいと思っています

ABOUT ME
なめくじら
なめくじら
人間から退化した軟体生物 尊敬する武天老師様の教え 「よく動き よく学び よく遊び よく食べ よく休む」 をモットーに人生を模索中 絵を描くのと旅をする事とサブカル大好き 最近は時間をベトナム語の勉強と海外ドラマや映画に消費しています。 現在このサイトでは主に 【生きる希望を見出す為の「旅」と「サブカル」の発見】 をテーマに「雑記」を交え あなたが知らなかった新しいコンテンツに出会えるようにオススメを紹介しています。