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映画『パーフェクション』感想とあらすじ【天才のソレは凡人には理解できない?】

映画『パーフェクション』感想とあらすじ【天才のソレは凡人には理解できない?】

『パーフェクション』(原題・The Perfection)は2018年に公開されたアメリカのサイコスリラー映画

『パーフェクション』予告編

秀でた才能もないのに天才たちに嫉妬して生きてきたブログ主ですが、この映画を見て

天才は才能や努力だけではなく、恐ろしい「呪い」がかけられているからこそ天才として成立しているのだと

その完璧なまでの美しい恐ろしさに震え

「あー凡人でよかった!」と心の底から思わずにはいられませんでした。

凡人ゆえに、嫉妬もほどほどに天才達のパーフェクトな作品を楽しめるのですね。

『パーフェクション』は精神的な不快感を与える描写やグロい描写が出てくる為、その手のスプラッタ系が苦手な人にはおすすめしません。

ストーリー展開が二転三転する映画なので

1時間30分と言う時間の割に退屈を感じず割とサクッと楽しめますよ。

映画『パーフェクション』あらすじ

あらすじ

主人公シャーロット・ウィルモアは名門音楽学校に所属する天才と言われていたチェロの演奏家だったが、母親の病のために学校を中退、母親の死後に再度学校を訪れると、そこには新しいチェロ奏者の天才リジーと言う女性がいた。

シャーロットはリジーと意気投合し、一緒に中国の田園を観光しに行くのだが、その道中とんでもない事が起こるのだった…

監督 リチャード・シェパード

制作 リチャード・シェパード ステイシー・リース ビル・ブロック

脚本 リチャード・シェパード エリック・チャーメロ ニコール・スナイダー

製作総指揮 マシュー・J・アンダーソン

あらすじ通りのストーリーから二転三転し、映画が終わる頃には全く別の話になっています。

もちろん行き当たりばったりな雑なストーリーではありません

そんな展開の日本の映画で「DRIVEドライブ」と言う映画があったのを思い出しましたが、似てるのは展開の行き合ったりばったり感だけで話は全然全くの別物です。

3本くらいの全く別の映画を同時に見たような気分になる映画ですが終わる頃には上手く纏まり、面白かった〜と唸ってしまうのです。

通りすがりの女の子

『パーフェクション』はどんな所が面白かった?

映画『パーフェクション』感想

『パーフェクション』1幕目に思う事

音楽学校の審査員として呼ばれた旧天才のシャーロットは現在の天才リジーと出会い

二人は意気投合、休暇をとって二人で中国観光へ出かけます。

冒頭数十分で「あーこれは旧天才シャーロットと現天才リジーの恋を絡ませながら起こる嫉妬から生まれた悲劇の物語だな?」と考えます。

それこそが脚本のミスリードによるものなのですが

この辺では割とゆったりとストーリーが流れて行き濃密な人間ドラマの映画になる事が予測されちょっと気を抜いて見ていました。

『パーフェクション』2幕目に思う事

中国の観光中にバスの中でリジーは突然気分が悪くなり予告にもあるように大量の虫を吐き出します。

この突然の展開にブログ主はポカーンとしてしまい

その後凄惨な展開が続き一息入れる頃には「あれ?何の映画を見ていたんだっけ?スプラッタ系B級ホラー?何じゃこりゃ…」と驚きを隠せませんでした。

あれ?あれ?と思ってるうちにどんどん映画は進み、しかし置いてけぼりにされる事もなくアホみたいに徐々に映画に見入ってしまうのです。

その後も2転3転する展開にボーッとついて行く

その後も話はジェットコースターのように展開し、ボーッと見入ってしまいます。

それは決してつまらないと言うわけではなく、ちゃんと順を追って展開し説明もされるので

頭で考えなくてもこの異常な展開の脚本に全く頭が混乱する事もなく(これって割と凄い事だと思うのですが)

物語は徐々にシャーロットとリジー、二人が天才と呼ばれる謎

教師の謎、音楽学校の闇、様々な謎に迫ってゆきます。

そして『パーフェクション』なラストへ…

これは「Mr.タスク」か?それとも「ムカデ人間」か?

大山のぶ代氏の予告で笑わしにくる予告編が印象的な「武器人間」?

そんな過去作からのフラッシュバックに耐えながらの衝撃のラストだったのですが

このラストこそが『パーフェクション』が名作、他の過去作にはない要素の詰まった面白かったと言える最大のシーンなので

『パーフェクション』を見始めたら途中で辞めずに最後まで見るのが大吉です。

映画『パーフェクション』感想とあらすじ まとめ

ネットでは評価が大きく割れますが、決して「駄作」と言うわけではないので

『パーフェクション』に時間を使ってみても損をしたと言う事は起こらないと思います。

いや、面白かったです。

理由はやっぱりラストのインパクトと見終わった後の満足感でしょうか?

秀でた才能もないのに天才達に嫉妬全開だったブログ主は

「凡人で本当に良かった」と心の底から思います

天才達にかけられた美しく恐ろしい「呪い」があったからこそ、作中ラストの完璧な作品は成立したのだと

最後のシーンの三人にとって、あの瞬間が本当に幸せだったんだろうなと

ブログ主はそう考えています。

あー天才って怖い怖い。

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なめくじら
なめくじら
人間から退化した軟体生物 尊敬する武天老師様の教え 「よく動き よく学び よく遊び よく食べ よく休む」 をモットーに人生を模索中 絵を描くのと旅をする事とサブカル大好き 最近は時間をベトナム語の勉強と海外ドラマや映画に消費しています。 現在このサイトでは主に 【生きる希望を見出す為の「旅」と「サブカル」の発見】 をテーマに「雑記」を交え あなたが知らなかった新しいコンテンツに出会えるようにオススメを紹介しています。